箔 |HAKU

箔の魅力

箔壁紙

箔づくり職人の技で極限まで薄くされた繊細な箔は、貼る職人の技術によって、さらに輝きを発揮します。

やわらかに煌めく水面のように、わずかな光も丁寧に受け止める箔の壁紙は、お部屋を燦然とした美しさで満たします。

職人の手仕事

一枚一枚光沢が異なる箔を職人がランダムに貼っていく「箔押し」が、少しずつ違う表面の輝きが光のグラデーションを生み、動く煌めきが壁紙に命を吹き込みます。

光沢を見極める匠の技術が詰まった壁紙は陽炎を閉じ込めたような、眩いばかりの美しさです。

箔の壁紙づくり

箔と裏紙との密着性を高めるめに、天井から吊るして、10日ほど自然乾燥をさせます。

その後コーティングを複数回行い、時間を掛けて仕上げることによって壁紙の強度が増加し、長く輝き続ける良質な光沢が生まれます。

皺(シワ)加工

不均一な皺が作り出す「光の陰陽」が空間にぬくもりを

専属の職人が工房に響く繊細な音を奏でます。長年の経験で培った聴覚により、壁紙の微かな音を確かめ、一回一回、握る強さを変えていきます。

不均一な皺により、壁紙の表面では光が散り散りに反射し、陰陽が混じり合った独特な輝きが、空間をやわらかに照らします。

ランダム加工

繊細な感覚と卓越した技術によって生み出される深みのある輝き

ランダムに貼られる箔の枚数は、約300枚です。

数名の職人が紙の周りを軽やかに動き、感覚を頼りにまっさらな紙を埋めていきます。

複雑に重なり合った箔の輝きが自由に広がり、空間に開放感を与える壁紙です。

深みのある美しさに仕上げます

壁紙にブラシを掛け、箔の間にできた小さな隙間を埋めていきます。

箔が貼られたばかりの壁紙が放つ光は、まだ幼くかすかな輝きです。

職人の丁寧な技術が光沢を強く育て、深みのある美しさに仕上げていきます。

機械刷り箔

鮮やかな自然美を忠実に表現

機械刷りの箔は、特殊な印刷機で複雑な色合いを再現して作られます。

一般的な印刷技術では表すことができない、鮮やかな自然美が忠実に表現されています。

本銀箔と硫黄の自然美を忠実に再現

本銀箔は熱により硫化反応を起こし色合いが赤→青→黒へと変化します。

そうして完成した箔は職人の手を通り壁紙になります。

その壁紙をスキャニングしてから印刷することによって誕生した商品です。自然が創り出す独特なグラデーションを再現した生命を感じる壁紙になっています。

箔の壁紙 見本