kioi の壁紙
伊勢型紙
千余年の歴史がある伊勢型紙
古(いにしえ)より現代まで受け継がれてきた千年以上の歴史がある型紙。 8世紀頃から、あらゆる意匠を吸収・創造・進化させながら、日本の紋様が型紙に投影されてきました。
「伊勢型紙」は彫刻した着物の文様を染める原板のことで、千余年の歴史があります。伊勢湾を臨む産地(現在の三重県鈴鹿市)に由来し、「伊勢型紙」と呼ばれ、江戸時代には紀州藩の保護を受けて飛躍的な発展を遂げました。現在も技術は受け継がれ、重要文化財にも指定されています。
欧米では「KATAGAMI」 として
江戸時代に最も盛んになった「伊勢型紙」は日本人の自然観や季節感・美意識を高度な技術で精緻に表現し、日本工芸の極致として、また美術品としても高い評価を受けています。
19世紀に浮世絵とともに欧米に持ち込まれた型紙(伊勢型紙文様)は「ジャポニズム」旋風を巻き起こし、アーツ&クラフツ運動などにも多大な影響を与えました。 欧米では「KATAGAMI」として脚光を浴び、その意匠芸術は世界に誇れる日本の文化遺産となっています。
リリカラの「kioi」は、江戸日本橋の老舗染物問屋で使用されていたものの中から選りすぐった意匠をインテリアに提案しています。
kioi(紀尾井)とは
kioi
リリカラの「kioi」は、江戸日本橋の老舗染物問屋で使用されていたものの中から選りすぐった意匠をインテリアに提案しています。
紀尾井アートギャラリー
江戸時代から昭和初期にかけての5千枚にのぼる伊勢型紙を所蔵している紀尾井アートギャラリー「江戸の伊勢型紙美術館」 は、伊勢型紙を間近で鑑賞できる世界で唯一の美術館です。