抗アレル壁紙(サンゲツ)
アレル物質の働きを低減する壁紙

アレル物質の働きを低減
壁紙表面のアレル物質低減化剤が空気中に浮遊するアレル物質と接触し、その働きを低減します。また日常のお掃除もアレル物質低減に効果的です。
アレル物質とは
アレルギー症状の原因となる物質のことです。よく知られているものとしては、ダニの糞や死骸などのハウスダストやスギ花粉等が挙げられます。
アレル物質の多くは部屋の中で床上1mまでの空間を浮遊すると言われており、抗アレル壁紙を壁面にお使いいただくと効果的です。
アレル物質低減率

[試験方法]ダニならびにスギ花粉アレル物質溶液を壁紙表面に接触させ、2時間後のアレル物質残存量をELISA法にて測定する。
ELISA法(酵素免疫測定法):文部科学省「学校環境衛生の基準」(15文科ス第402号)推奨検査方法
※上記の試験結果は測定値であり、保証値ではありません。
抗アレル壁紙 見本
抗アレルゲン壁紙(ルノン)
アレルブロック®
抗アレルゲン壁紙「アレルブロック®」は、お部屋の花粉やダニの死骸などのアレルゲンを吸着 ・抑制する、優れた機能性壁紙です。

「アレルブロック®」で快適エアークリーニング!
お部屋の空気中には、ダニの死骸や花粉などさまざまなアレル物質が浮遊しています。さらに高気密・高断熱 の空間環境では、ダニの発生も増加しやすいため、アレルゲンの働きを抑える環境整備が重要なポイントとなっています。
「アレルブロック® 」は、スギ花粉などの花粉アレルゲンやダニのアレルゲンを吸着・抑制し、室内のアレルゲン量を低減。健康で快適な空間環境を実現する壁紙です。空気環境にも配感した壁紙で、クリーンなお部屋づくりをお手伝いします。
さまざまなアレルゲンを吸着・抑制
「アレルブロック®」は複数の花粉アレルゲンを始め、ダニアレルゲンや、ペットのアレルゲンなど、1年を通じて多種類のアレルゲンを吸着・抑制する抗アレルゲン壁紙です。クリーンなお部屋作りをお手伝いします。

「アレルブロック®」の抗アレルゲン剤について
アレルゲンのイメージ
スギなどの花粉やダニの死骸、フンは室内に浮遊したり、床に落ちており、人の歩行やドアの開閉などで生じた空気の流れで、壁紙表面に付着します。特にフローリングはカーペットに比べて舞い上がりやすい状況にあります。

抗アレルゲン剤のイメージ
壁紙表面に付着した花粉やダニの死骸、フンは水分(湿気)によりアレルゲンが溶け出すかたちで、多層構造の抗アレルゲン剤の層間に取り込まれ、抑制されます。一度取り込まれたアレルゲンは再び室内に戻ることはありません。

「アレルブロック® 」の性能試験
「アレルブロック®」の低減性能試験
アレルゲンと反応し発色する薬剤=反応液を使用してアレルゲン量を測定します。加工壁紙と未加工壁紙にそれぞれ一定時間付着させたアレルゲン溶液を、反応液と混ぜ、発色度合いを数値化し、残存アレルゲン量を比較します。(ELISA 法…アレルゲン量測定法)

上のグラフで未加工品でも数値が下がっているのはサンプルに付着しているためです。差を証明するために繰り返しアレルゲン低減性能試験を実施しました。布帛(ポリエステル)に抗アレルゲン剤を加工。繰り返し未加工品との性能比較をしました。結果、下のグラフの示す通り、「アレルブロック® 加工品」は3 回とも高い低減率を示していますが、未加工品は回数が増えるごとに少なくなり、3回目では低減率0%の結果を得られています。(試験方法:ELISA 法)

抗アレルゲン剤の安全性
安全で安心な抗アレルゲン剤が使用されています。「SEK基準(社団法人繊維評価技術協議会)」に準じて、各種毒性をテスト。下図のように「SEK 基準」をクリア! 安全性が確認されています。

有効使用面積の目安
6 畳間に4 面施工で約20 年分のアレルゲンを抑制する設計です。
※設計は理論値です。体感は個人差や室内環境により異なります。

「アレルブロック®」専門家も抑制効果を実証
電気泳動法による「アレルブロック®」のアレルゲン抑制確認試験

「抗アレルゲン剤(アレルブロック®)による、各アレルゲンのたんぱく質量低減を、電気泳動法により確認しました。
これにより抗アレルゲン剤の植物性アレルゲンに対する抑制効果が明らかになりました」
信州大学繊維学部教授 木村 睦
●試験物質 スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、シラカバ、花粉アレルゲン、イヌ、ネコの表皮に含まれるアレルゲン
電気泳動法では、アレルゲンが存在していると、染色により紫色のライン(バンド)が出ます。上の画像で、ブランクおよび、未加工品と反応させたアレルゲン溶液では、バンドが出ており、アレルゲンが残存していることが確認できました。一方で、加工品と反応させたアレルゲン溶液にはバンドが存在せず、アレルゲンが抑制されていることが確認できました。
ブランク…アレルゲン溶液原液の状態 試験方法:SDS-PAGE 電気泳動法
低減効果が確認済みのアレルゲン
●評価方法 【ELISA 法】スギ・ダニ 【電気泳動法】ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・イヌ・ネコ

アレルゲンカレンダー
下の表の通り、アレルゲンや元となる物質は年間を通して存在しています。年間飛散花粉のうち、スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ花粉アレルゲンおよびダニ・イヌ・ネコアレルゲンの低減効果は確認済みです。
●評価方法 【ELISA 法】スギ・ダニ 【電気泳動法】ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・イヌ・ネコ
